公と共と私たち

2022 - 2023

公と共と私たち

総務省『自治体戦略2040』において「新しい公共私」が提唱されているように、私たちの社会では「公」「共」「私」という区別を踏まえたうえで、相互の新しい関わり方やありかたが求められています。こうした考え方の前提となっているのは公共性における伝統的な議論で、そこでは「公/パブリック」と「私/プライベート」が区別されてきました。

もっとも公的領域が硬直化・建前化し元来期待されてきた「公」を担うことが難しくなっている一方で、私的領域では同質的・閉鎖的な傾向から人々の分断が進む昨今の状況において、私たちはこの区別を批判的に捉えなおしながら、双方の関係を模索しなおす必要があります。そのために、このシリーズでは公共性や共同性、個人と社会の関係などを原理的に問い直す研究に携わる有識者と共に、公と共と私の関係を改めて捉えなおす基盤となる理論や考え方を巡る対話を実施しました。

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NTT西日本

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関連リンク

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パブリック・リフレーミング「公/公共性」の構造転換