九州大学教授、哲学、デザイン思想
九州大学大学院芸術工学研究院教授。専門は哲学。近現代の欧米圏の思想を中心に研究。水俣病やハンセン病、環境破壊、全体主義、消費社会など、現実の諸課題に即して思考を続ける一方で、デザインの基礎論の構築を試みる。単著に『超越論的虚構――社会理論と現象学』(情況出版、2001年)、『理性の暴力――現代日本社会の病理学』(青灯社、2014年)。編著に『デザインに哲学は必要か』(武蔵野美術大学出版局、2019年)他。