ひらめき源泉かけながしch

憲法13条を基盤とする社会保障の可能性(前編)

2022/03/31 56分

目次
0:00 はじまり
0:54 本編
憲法25条から13条へ/「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」/アメリカ、フランス、ドイツには「生存権」という考え方はない/「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」/日本で考える自由と自律/生存権≒公的扶助≒生活保護にとどまらない社会保障を考える
37:00 ひとやすみ
37:14 本編
自立ではなく自律/強い個人、弱い個人/能力はスキルではなくその人らしさ/一人で決めない自己決定/愚行権を考える/よき「生」を国が決めてもいいのか?
55:47 後編につづく

憲法13条を基盤とする社会保障の可能性(後編)

2022/03/31 38分

目次
0:00 本編
互恵性・互酬性から考える社会保障制度/相談支援とはなにか?/モノやサービスの給付で抜け落ちるもの/社会保障はリスク発生時に生まれる/自分なりの生き方のサポートは、リスク時の保障からは生まれない/給付で生まれる「支援する側」「される側」の関係の固定化
18:32 ひとやすみ
18:42 本編
社会保障におけるフェアネス/幸福を追求するときに生まれる主体性/隣にいることの価値/相談は関係性を生む/困っていなくても行ける場所/個人を大切にする社会保障は、教育や経済活動にもつながる
37:48 おわり

菊池馨実

早稲田大学法学学術院 教授
人々の日常生活に密接に関わる「社会保障法」を、理論と現実の両面から研究中。

原口悠

梅本政隆